シーサイド・ティアーズ~潮風は初恋を乗せて~
タワー内は、まるでホテルの中のような雰囲気だった。
待合室のテーブルや椅子に至るまで、高級感が漂っている。
素敵なところだな……。
ショウ君が受付を済ませると、「ほら、エレベーターはこっちだぞ」と手招きしてくれた。
私はそちらへ駆け寄る。
そして、私たちはエレベーターで最上階まで昇った。
最上階に到着し、エレベーターの扉が開く。
そこには―――。
高級ホテルのレストランみたいな空間が広がっていた。
側面は全面ガラス張りで、夜空と遠くの景色が見えている。
「最高のロケーションだね!」
「喜んでもらえてよかったよ。ここはバイキング形式だから、さぁ、どんどん食うぞ!」
さっそく取り皿を私の分まで確保してくれるショウ君。
早いなぁ。
「ねぇ、もっと景色を楽しもうよ」
「それはそうだけど、料理を少しよそってからでもいいだろ。けっこう混んでるんだから、欲しいものがいつでも取れるとは限らないんだぞ」
ショウ君が言うとおり、周りには多くのお客さんがいた。
そして残念ながら、窓のそばの席は全て埋まってしまっているようだ。
「空いてる席からじゃ、景色が見えないね。残念……」
「いや、そういうわけでもない。まぁ、先に食べ物をよそおうぜ。景色は何とかなるって。俺が保証する」
「そこまで言うなら……」
私は言われるがままに、サラダ、お肉、お魚、パンなどあらゆる食べ物を取り皿へと運んだ。
待合室のテーブルや椅子に至るまで、高級感が漂っている。
素敵なところだな……。
ショウ君が受付を済ませると、「ほら、エレベーターはこっちだぞ」と手招きしてくれた。
私はそちらへ駆け寄る。
そして、私たちはエレベーターで最上階まで昇った。
最上階に到着し、エレベーターの扉が開く。
そこには―――。
高級ホテルのレストランみたいな空間が広がっていた。
側面は全面ガラス張りで、夜空と遠くの景色が見えている。
「最高のロケーションだね!」
「喜んでもらえてよかったよ。ここはバイキング形式だから、さぁ、どんどん食うぞ!」
さっそく取り皿を私の分まで確保してくれるショウ君。
早いなぁ。
「ねぇ、もっと景色を楽しもうよ」
「それはそうだけど、料理を少しよそってからでもいいだろ。けっこう混んでるんだから、欲しいものがいつでも取れるとは限らないんだぞ」
ショウ君が言うとおり、周りには多くのお客さんがいた。
そして残念ながら、窓のそばの席は全て埋まってしまっているようだ。
「空いてる席からじゃ、景色が見えないね。残念……」
「いや、そういうわけでもない。まぁ、先に食べ物をよそおうぜ。景色は何とかなるって。俺が保証する」
「そこまで言うなら……」
私は言われるがままに、サラダ、お肉、お魚、パンなどあらゆる食べ物を取り皿へと運んだ。