シーサイド・ティアーズ~潮風は初恋を乗せて~
カラオケ
その後、近くのレストランにて、昼食をとることにした私たち。
翔吾君は大盛りの海鮮丼を注文し、がつがつと食べていた。
さすがの食欲……。
私はオムライスを注文した。
玉子もご飯も美味しくて、レシピを教えてほしいほどだ。
昼食中の会話も弾み、楽しい食事となった。
「じゃあ、次はどこ行く?」
車に乗り込んで翔吾君が尋ねた。
「えっと~」
里子との会話を思い出す私。
確か、カラオケとか山とか言ってたっけ。
「カラオケ、行きたいな」
「え~! そこかよ~」
翔吾君は、不満げだ。
「ダメ? ダメなら別の……」
「雫が行きたいんだろ? それなら行こう!」
「いいの? 何だか、嫌そう……」
「気にするなって! お前の喜ぶところへ行くのがベストだ。だけど、一つだけ言っておくぞ。俺はものすごく歌が苦手だ。そこだけ、分かっておいてくれよ。でも、お前の歌を聴いてみたい気持ちはあるから、行くことには賛成だ。じゃあ、出発するぞ」
「ありがとう」
こうして、私たちはカラオケボックスへと向かった。
翔吾君は大盛りの海鮮丼を注文し、がつがつと食べていた。
さすがの食欲……。
私はオムライスを注文した。
玉子もご飯も美味しくて、レシピを教えてほしいほどだ。
昼食中の会話も弾み、楽しい食事となった。
「じゃあ、次はどこ行く?」
車に乗り込んで翔吾君が尋ねた。
「えっと~」
里子との会話を思い出す私。
確か、カラオケとか山とか言ってたっけ。
「カラオケ、行きたいな」
「え~! そこかよ~」
翔吾君は、不満げだ。
「ダメ? ダメなら別の……」
「雫が行きたいんだろ? それなら行こう!」
「いいの? 何だか、嫌そう……」
「気にするなって! お前の喜ぶところへ行くのがベストだ。だけど、一つだけ言っておくぞ。俺はものすごく歌が苦手だ。そこだけ、分かっておいてくれよ。でも、お前の歌を聴いてみたい気持ちはあるから、行くことには賛成だ。じゃあ、出発するぞ」
「ありがとう」
こうして、私たちはカラオケボックスへと向かった。