シーサイド・ティアーズ~潮風は初恋を乗せて~
「まだ何も着てなかったな。すまんすまん。じゃあ、下着、着けてくれ」
「うん……」
このまま、抱かれていたかった私は、ちょっぴり残念な気持ちになる。
でも、あさって以降、いくらでも抱きしめてもらえるはず。
私はぐっとこらえて、ピンクの下着を着け始めた。
この下着は、上下ともにリボンが付いており、レースも可愛くて、私も既にすごく気に入っているものだ。
それに、ショウ君も「これを是非」って言ってくれてたから。
「おお! これいいね!」
「あ、ありがとう……」
恥ずかしさをこらえつつ言う。
もっとも、さっきまで裸を見られてたわけなんだし、今さら下着で恥ずかしがっているのはおかしい気もするけど。
「このリボン、いいな!」
そう言って、ブラとショーツの中央についているリボンを触るショウ君。
直接身体を触られているわけじゃないのに、私はものすごくドキドキしていた。
そして、言葉では言い表せないほど、嬉しい。
ずっと、こうして触ってもらってたいな……。
「レースも可愛いし、雫によく似合ってるよ。いや~、いい買い物だったね」
満足げなショウ君を見て、私も大満足。
「じゃあ、次はそのグリーンのを頼んだ」
ショウ君はグリーンの下着を指差して言う。
私は素早く、ピンクのを脱いだ。
そして、グリーンのを着けようとしたけど……気づいてしまった。
ヤバイ……足の間、ちょっと濡れてきてる!
私にとって、こういうことは、ごくごく稀なので、非常に戸惑った。
恋は、ショウ君相手にしかしてきてないし……。
だから、大好きな人に見つめられながら着替えるという、このシチュエーションも初めてで、こうなることは予測できていなかった。
どうしよう……。
このまま着ちゃうと、下着も濡らしちゃうし……。
「気にするな」
ハンカチを取り出してそう言ったショウ君は、ゆっくりと私の太ももにそのハンカチを当てた。
えええっ!
恥ずかしさに固まる私。
濡れてることもバレちゃった上に……ハンカチ越しとはいえ、そんなとこを触られちゃうなんて。
「ごめん! 後でそのハンカチ、洗濯して返すから」
「そんなの気にするなって」
「気にするよ~」
耳まで熱くなってくる。
いやらしい、はしたない女だと思われてないだろうか……。
私は気が気じゃなかった。
「その……いやらしい女だって、思わないで」
「そんなこと思うわけないだろ。むしろ、俺は嬉しいし。俺に見られるだけで、こんなになってくれるのが」
「うう……。恥ずかしい」
そして、ショウ君のハンカチは、私の大切な部分へも移動した。
ハンカチ越しとはいえ、触られちゃうなんて……。
でも、全然嫌な気持ちはない。
逆に嬉しくてドキドキして、私はのぼせたような状態になっていた。
ことさら、優しく繊細な指使いで、そこを拭いてくれるショウ君。
その視線もすごく真剣で……。
「うん……」
このまま、抱かれていたかった私は、ちょっぴり残念な気持ちになる。
でも、あさって以降、いくらでも抱きしめてもらえるはず。
私はぐっとこらえて、ピンクの下着を着け始めた。
この下着は、上下ともにリボンが付いており、レースも可愛くて、私も既にすごく気に入っているものだ。
それに、ショウ君も「これを是非」って言ってくれてたから。
「おお! これいいね!」
「あ、ありがとう……」
恥ずかしさをこらえつつ言う。
もっとも、さっきまで裸を見られてたわけなんだし、今さら下着で恥ずかしがっているのはおかしい気もするけど。
「このリボン、いいな!」
そう言って、ブラとショーツの中央についているリボンを触るショウ君。
直接身体を触られているわけじゃないのに、私はものすごくドキドキしていた。
そして、言葉では言い表せないほど、嬉しい。
ずっと、こうして触ってもらってたいな……。
「レースも可愛いし、雫によく似合ってるよ。いや~、いい買い物だったね」
満足げなショウ君を見て、私も大満足。
「じゃあ、次はそのグリーンのを頼んだ」
ショウ君はグリーンの下着を指差して言う。
私は素早く、ピンクのを脱いだ。
そして、グリーンのを着けようとしたけど……気づいてしまった。
ヤバイ……足の間、ちょっと濡れてきてる!
私にとって、こういうことは、ごくごく稀なので、非常に戸惑った。
恋は、ショウ君相手にしかしてきてないし……。
だから、大好きな人に見つめられながら着替えるという、このシチュエーションも初めてで、こうなることは予測できていなかった。
どうしよう……。
このまま着ちゃうと、下着も濡らしちゃうし……。
「気にするな」
ハンカチを取り出してそう言ったショウ君は、ゆっくりと私の太ももにそのハンカチを当てた。
えええっ!
恥ずかしさに固まる私。
濡れてることもバレちゃった上に……ハンカチ越しとはいえ、そんなとこを触られちゃうなんて。
「ごめん! 後でそのハンカチ、洗濯して返すから」
「そんなの気にするなって」
「気にするよ~」
耳まで熱くなってくる。
いやらしい、はしたない女だと思われてないだろうか……。
私は気が気じゃなかった。
「その……いやらしい女だって、思わないで」
「そんなこと思うわけないだろ。むしろ、俺は嬉しいし。俺に見られるだけで、こんなになってくれるのが」
「うう……。恥ずかしい」
そして、ショウ君のハンカチは、私の大切な部分へも移動した。
ハンカチ越しとはいえ、触られちゃうなんて……。
でも、全然嫌な気持ちはない。
逆に嬉しくてドキドキして、私はのぼせたような状態になっていた。
ことさら、優しく繊細な指使いで、そこを拭いてくれるショウ君。
その視線もすごく真剣で……。