鈍感無自覚な女の子は黒猫ちゃん
      ~倉庫~

健「早く来すぎたから外で待ってようか。」

心「ボソッ)変わってないな~。」

健「なんで倉庫のこと知ってるの?」

きこえちゃった!?

心「え~っと、前になっちゃんに写真見せてもらって大分前だったのに変わってないんだな~って。」

半分、本当だよっ!

ほら、私3代目の姫やってたから

結構懐かしかったんだ~。

心「そういえば、けーちゃん、みんなに家のこと言ってないの?」

健「みんなに初めて会ったときに1人ずつ自己紹介したんだけど……
俺は、家が組と財閥って言ったんだけどみんな気づいてないっぽい。
名字で分かるって思ったんだけどな~。」

心「あ~。そういうこと。
案外気づかないもんなんだね~。」

ガラガラ

?「あれ、健人さんどうしたんですか?」

健「みんなで、倉庫に行こうってなってきたんだけど早くつきすぎたみたい。
あ、ここちゃんこの子は西島優。
凜蝶の次期幹部候補だよ~。」

優「健人さんそっちのかたは?」

あ~あ。私、超睨まれちゃってるよ。

あれだよね。多分だけど私がけーちゃん

をたぶらかして総長にちかづこうと

してる女みたいな?

健「ここちゃんは~俺の彼女。」

心「は?」

優「え?あの女嫌いの健人さんの?」

心「いやいや。私、けーちゃんの彼女じゃないから。
っていうかけーちゃん女嫌いだったの?」

健「うん。パンダさん限定だけどね。」

パンダさん=ケバい女

ね~。

健「とりあえず中に行くよ~」
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