鈍感無自覚な女の子は黒猫ちゃん
和「じゃあ、気を取り直して王様ゲーム始めま~す!」

陸「いぇーい!!!!!!!!」

……何でこんなにテンションがたかいん

だろう。

すでに疲れてるのは私だけ?

チラッと他の人の表情をみてみる。

んだけど……。

疲れた顔してるのは、

私と舜だけ。

みんな元気なんだね。

陽「くじはどーすんの?」

翔「大丈夫。ほら。」

といって、翔くんが鞄から

取り出したのは…。

割り箸?

1、2、3……10、11

ちょうど人数分ある割り箸だった。

武「翔、何で割り箸持ってんの?」

翔「僕、いつも20本常備してんの。
いつでも、できるでしょ?」

どんだけ王様ゲームやりたいんだ。

翔「じゃあ、ひいてね~。
せーの。」

『王様だーれだ。』

みんなのりのりだね~。

ん~っと、私は…

3番だった。

まあ、11人もいるし

そう簡単には当たんないでしょ。

で、王様が…

陽「俺が王様!!」

陽にぃか。

1番が5番にデコピン。

陸「っしゃーっ!!!!
俺、1番!」

陸にデコピンされるのか…

5番の人かわいそうに…


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