優しい彼女は女総長!?
優菜の瞳に光がないのはわかっていても、
まさかこんな事があったとは、
思わなかっただろう。


しばらくすると、優菜が戻ってきた。


多分慎司さんの所にでも、行ってたのだろう。


優「瞬にぃ、ごめんなさい。」


 『何に対してのごめんなさいなの?』


優「私、また捨てられると思って、
  瞬にぃの気持ちをわかろうと
  しなかった…。」


 『そういう事か…。
  俺は気にしてないから大丈夫だよ。』


優「本当に?」


 『優菜、俺が優菜に
  嘘ついたことある?』


優「ないよ。」


 『これは、嵐と決めた事なんだ。
  だから、少しずつこいつらを
  信じてやってほしいんだ。』


しばらく考えた様子の優菜。


優「瞬にぃ?」


 『ん?』
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