優しい彼女は女総長!?
そして、暫く話していたら、
さっきの陸上部の人がやってきた。


陸「さっきは変なこと言ってゴメン。」


私は咄嗟に涼ちゃんの後ろに隠れてしまった。


やっぱり人間は怖い。


涼「ほら、優菜。謝ってきたんだから
  返事は?」


 『あっ…。だ、大丈夫です。』


涼「だそうだ。優菜は、優しいからな。」


陸「ありがとうございます!」


それだけ言うとすぐに自分のクラスの
テントに戻って行った。


涼「まだ、ダメか?」


 『…。うん…。怖いよ…。』


涼「そっか。でも徐々に慣れて
  いかないとな。」
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