優しい彼女は女総長!?
―ガラガラガラ


???「涼さんすみません。遅刻しました。」


涼「またか?まぁ、いいや。座れ。」


???「はい、ありがとうございます。」


そう言って、私の周りの席に着く。


やだ。怖い。


 『涼ちゃん!』ギュッ


急いで涼ちゃんに駆け寄る。


涼「大丈夫だぞ、悪いやつじゃないから。」


 『怖いよ。涼ちゃん。』


涼「優菜大丈夫だから、席戻ろ。」


 『嫌っ。怖いっ。』


多分クラスの人も私が震えてる事を
わかっているだろう。


涼「じゃあ、洋の所行くか?」


 『うん。』


涼「じゃあ、いつも通り自習な。」


そう言い残し、私達は教室を後にした。
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