優しい彼女は女総長!?
~龍 side~


俺は、三年前確かに陵暉に撃たれた。


あとから聞いた話、心臓の近くを
撃たれたらしい。


そのせいか、俺は一度心臓が止まったらしい。


それでも、一命を取り留め、
優菜が目を覚ますより先に目を覚ました。


親父が目を覚ました連絡を受け、
俺の病室まで見舞いに来てくれた。


そのとき、親父が俺に提案してきたことは


 『留学?』


達「そうだ。お前は新城組の時期跡取り
  として、留学して海外の情勢を
  いろいろ見てきて欲しい。」


 『でも、優菜は?』


達「優菜はまだ目が覚めていない。
  そして、このことは
  俺と愛とお前の秘密にさせてもらう。」


 『瞬とかにはどうするんだ?』


達「申し訳ないが、死んだことに
  させてもらう。」


 『死んだということにするには、
  葬式とかをしなければならないんじゃ
  ないのか?』
< 192 / 219 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop