アドベント・カレンダー
警戒されるんじゃないかと、一瞬ひやりとしたが



一時きょとん、とした顔をしたものの、すぐに笑顔になり。


「はい。」


と、OKの返事が返ってきてホッとした。



ちょうど就業の時間だったため、着替えてきた彼女を待って、コーヒーショップに行き



話始めると…



おっとりして見えるのに、意外とアクティブらしい彼女との話題は尽きることがなく



時間を忘れた。




また、話がしたい、と言うと、微笑んでくれたので




食事をする約束をして、携帯のアドレスを交換して別れた。




初めて話をしてからそう日はたっていなかったけれど



クリスマスの日に付き合って欲しいと告げた。
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