with~始まりの音


「「「ええええええっ!」」」

私たちは叫んでしまいました。

いや、普通叫ぶよね?

だってMr.ジョンが
こんなにイケメンで
こんなに若くて
こんなに
陽気(語尾に音符マークをつけるほど)だなんて!

「あれ?ビックリした?」

「「「は、はい…」」」

「あ~もしかしてもっと年取ってて、
どしっと構えてる感じだと思ってた?」

「「「は、はい…」」」

「ごめんね~?こんな奴で~す♪
しかも本名はユウヤって言いま~す♪」

たぶん今私達3人とも思ってる

(((この人、チャラい…)))

だ、大丈夫かなぁ…

「あ~」

Mr.ジョンもといユウヤさんは私を指差して言った

「今、この人大丈夫かなぁ~なぁんて思ったでしょ?」

「えっ!いや!そんな!」

「大丈夫だよ♪君達のことはすっごく面倒みてあげる。だってー」

ユウヤさんは笑顔で言った

「可愛いんだもん♪」

その後部屋に
寒い風が吹いたことは言わなくてもわかるだろう…


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