*アイドル様とモデルちゃん*
「紫音ちゃん、ちゃんと送った?」

「たりめーだろ。」

「俺さ、あんな必死な瑠樹、初めて見た。」

「…そうか?」

「うん。もしかして…、紫音ちゃんに、惚れた?」

「ばーか。余計なこと言ってんじゃねーよ。」


俺は、後ろに乗っている煇の頭を

軽く叩いた。
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