甘々年上彼氏に溺愛されて


「私、帰るね。」



そう一言残して帰ろうとした時だった。



急に腕を掴まれて身体が後ろにひかれる。 振り向くと同時にキスをしてきた。


目の前には大好きな葵くんの顔。



そして、どんどん深くなっていくキス。



どれくらいたったかわからない。葵くんがゆっくり唇を離した。


少し唇がヒリヒリする。それにとても熱い


葵くんに抱えられながらそっと唇を触る。は、恥ずかしい。




「これでわかったでしょ。紫乃が妹なわけないじゃん」



赤くなりながらも葵くんがしてくれたことが嬉しかった。



チラッと女の人を見ると眉間に皺を寄せ恐い顔でこちらを見ていた。


「じゃ、行こっか」


そう言って手を引く葵くん。


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