甘々年上彼氏に溺愛されて
「知ってる」
そう言って優しく微笑んだ。
そしたらそれに応えるように腰に腕をまわしてきた。
「そういえばアイス買ってきてるたんだ。食べる?」
「食べる」
そう言うと葵くんはキッチンに行き冷凍庫からカップのアイスとスプーンを持ってきた。
「これ」
「はい、好きでしょ。ストロベリー」
私の好きなアイス。覚えててくれたんだ。
こんなに素敵な彼氏はどこにもいません。
ー大好きなんですー
「やっぱり美味しい。葵くんも食べる?」
「俺はいいよ」
口の横にアイスついてるし。可愛い。
今度はどういじめてやろうか。
なんて葵くんが思ってることを私は知らない。