Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記
私は庭に出て、スマホを取り出した。
「美倉花音」
自分の番号を探す。
そして電話をかけた。
『花音?どうなった?』
2コールもしないうちに、海司は電話に出た。
「海司…」
『ん…?』
「おじさんとおばさんね、
離婚しないって」
私がそう言うと、海司は『そうか』と言った。
その後、電話の向こうで聞こえる声は少し鼻声で……。
多分、安心して泣いたんだと思う。
海司。
良かったね。
本当に良かった。
私も自分のことのように嬉しい…。
私達はその日、おばあちゃんの家に一泊して、次の日にマンションに帰った。
おばさんはしばらく休養して、心療内科の先生と相談しながら心のリハビリをするそうだ。
落ち着いたら戻ると言っていた。
その日が今から楽しみな私だった。
「美倉花音」
自分の番号を探す。
そして電話をかけた。
『花音?どうなった?』
2コールもしないうちに、海司は電話に出た。
「海司…」
『ん…?』
「おじさんとおばさんね、
離婚しないって」
私がそう言うと、海司は『そうか』と言った。
その後、電話の向こうで聞こえる声は少し鼻声で……。
多分、安心して泣いたんだと思う。
海司。
良かったね。
本当に良かった。
私も自分のことのように嬉しい…。
私達はその日、おばあちゃんの家に一泊して、次の日にマンションに帰った。
おばさんはしばらく休養して、心療内科の先生と相談しながら心のリハビリをするそうだ。
落ち着いたら戻ると言っていた。
その日が今から楽しみな私だった。