Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記
結局私達4人は、閉園に近い時間まで遊んで遊園地を後にした。
途中まで一緒に乗っていた唯と恵介君は、先にバスから下りて。
家が隣同士の海司と私は、当然ながらまだふたりでバスに残っていた。
一番後ろの座席に、4人で並んで座っていた私達。
真ん中にいたふたりがいなくなったから。
海司は右側の窓際に。
私は左側の窓際にいる状態だ。
空いた空間が、ひどく遠く感じる。
今日、海司とは一言も話していない。
朝からずっと一緒にいたのに。
海司は、恵介君と唯と話してばかり。
どうして…。
どうして私とは話してくれないの?
なんで…?
「ねぇ、海司」
私は海司の方を見ながら、彼を呼んだ。
だけど海司は、頬杖をついたまま窓の外を見ている。
「ちょっとくらい私と話してくれても良くない?
いくら私に彼氏が出来たからって、いきなりよそよそし過ぎるよ」
話してもくれない。
視線すら合わせてくれない。
「ねぇ、こっち向いてってば!」
私の言葉を黙って聞いていた海司だったけど。
しばらくして。
ゆっくりと私の方へ視線を向けた。
途中まで一緒に乗っていた唯と恵介君は、先にバスから下りて。
家が隣同士の海司と私は、当然ながらまだふたりでバスに残っていた。
一番後ろの座席に、4人で並んで座っていた私達。
真ん中にいたふたりがいなくなったから。
海司は右側の窓際に。
私は左側の窓際にいる状態だ。
空いた空間が、ひどく遠く感じる。
今日、海司とは一言も話していない。
朝からずっと一緒にいたのに。
海司は、恵介君と唯と話してばかり。
どうして…。
どうして私とは話してくれないの?
なんで…?
「ねぇ、海司」
私は海司の方を見ながら、彼を呼んだ。
だけど海司は、頬杖をついたまま窓の外を見ている。
「ちょっとくらい私と話してくれても良くない?
いくら私に彼氏が出来たからって、いきなりよそよそし過ぎるよ」
話してもくれない。
視線すら合わせてくれない。
「ねぇ、こっち向いてってば!」
私の言葉を黙って聞いていた海司だったけど。
しばらくして。
ゆっくりと私の方へ視線を向けた。