Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記
「あ、そうだ。昨日はありがとね。
無理言ってごめんね。
でも、すごく楽しかったね」
「うん、そうだね……」
どうしよう。
なんだか唯の目が真っ直ぐ見れない。
昨日の夜の、あの出来事を思い出して…。
海司とキスしちゃったなんて。
絶対に誰にも言えない。
「ねぇ、花音」
「へっ?」
自分の心の声が唯に聞こえたのかと思って、ドキッと心臓が跳ねた。
「私ね、立花君のこと、やっぱりあきらめようと思うの」
「えぇっ!なんで突然?
昨日はすごく楽しそうにしてたじゃない」
海司にコートをかけてもらったり。
スヌードだって貸してもらって。
唯、幸せそうな顔をしていたのに、なんで?
「確かに途中までは、すごく楽しかったよ。
立花君は優しいし、色々話せて楽しかった。
だけどさ…」
「だけど?」
「午後から別行動にしたじゃない?
その頃から立花君、急に物静かになっちゃって。
一度はぐれて、また会えてからは。
もう…ほとんど心ここにあらずって感じで。
私のことなんて、全然見えてないみたいだった…」
無理言ってごめんね。
でも、すごく楽しかったね」
「うん、そうだね……」
どうしよう。
なんだか唯の目が真っ直ぐ見れない。
昨日の夜の、あの出来事を思い出して…。
海司とキスしちゃったなんて。
絶対に誰にも言えない。
「ねぇ、花音」
「へっ?」
自分の心の声が唯に聞こえたのかと思って、ドキッと心臓が跳ねた。
「私ね、立花君のこと、やっぱりあきらめようと思うの」
「えぇっ!なんで突然?
昨日はすごく楽しそうにしてたじゃない」
海司にコートをかけてもらったり。
スヌードだって貸してもらって。
唯、幸せそうな顔をしていたのに、なんで?
「確かに途中までは、すごく楽しかったよ。
立花君は優しいし、色々話せて楽しかった。
だけどさ…」
「だけど?」
「午後から別行動にしたじゃない?
その頃から立花君、急に物静かになっちゃって。
一度はぐれて、また会えてからは。
もう…ほとんど心ここにあらずって感じで。
私のことなんて、全然見えてないみたいだった…」