Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記
「花音ちゃん…」
恵介君に呼ばれて、ハッと我に返った。
「やっとわかった?」
「恵介君……」
もうここまで来たら、素直に認めるしかないみたいだ。
私は、こくりと頷いた。
その途端、なぜか泣きそうになった。
これまでのことを、冷静に思い返してみると。
私と海司は身体が元に戻った頃から、お互いを異性として意識し始めていたような気がする。
私達は入れ替わった時に、相手の裸を全て見てしまったわけで。
元に戻った海司を見てドキドキするのは、きっとそのせいだって思って考えないようにしてたんだ。
海司の家の玄関で、海司に突然キスをされた時。
すごくビックリした。
海司とそんなことになることが、信じられなくて。
だけど、嫌じゃなかった。
むしろ身体は正直で。
全身が熱く燃え上がって、海司のキスをもっと欲しがってた。
それなのに、私はそれを感じなかったことにして。
知らないフリをしたの。
でも本当はね。
海司が私以外の女の子と、一緒にいるところなんて見たくないし。
私以外の女の子に話しかけたり、優しくなんかして欲しくなかった。
海司の言った通りだよ。
唯と海司が付き合うだなんて、そんなの想像しただけで絶対に嫌だったの……!
「ごめんね…、恵介君……」
恵介君をこんなふうに傷つけたくなかったのに。
私が早く認めなかったから、恵介君につらい思いばかりさせてしまった。
恵介君に呼ばれて、ハッと我に返った。
「やっとわかった?」
「恵介君……」
もうここまで来たら、素直に認めるしかないみたいだ。
私は、こくりと頷いた。
その途端、なぜか泣きそうになった。
これまでのことを、冷静に思い返してみると。
私と海司は身体が元に戻った頃から、お互いを異性として意識し始めていたような気がする。
私達は入れ替わった時に、相手の裸を全て見てしまったわけで。
元に戻った海司を見てドキドキするのは、きっとそのせいだって思って考えないようにしてたんだ。
海司の家の玄関で、海司に突然キスをされた時。
すごくビックリした。
海司とそんなことになることが、信じられなくて。
だけど、嫌じゃなかった。
むしろ身体は正直で。
全身が熱く燃え上がって、海司のキスをもっと欲しがってた。
それなのに、私はそれを感じなかったことにして。
知らないフリをしたの。
でも本当はね。
海司が私以外の女の子と、一緒にいるところなんて見たくないし。
私以外の女の子に話しかけたり、優しくなんかして欲しくなかった。
海司の言った通りだよ。
唯と海司が付き合うだなんて、そんなの想像しただけで絶対に嫌だったの……!
「ごめんね…、恵介君……」
恵介君をこんなふうに傷つけたくなかったのに。
私が早く認めなかったから、恵介君につらい思いばかりさせてしまった。