Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記
去年の6月に花音と入れ替わって、半年後の12月に元の身体に戻って。
そして花音を好きになって、3月の末にようやく花音を手に入れたこの9ヶ月間。
どれだけ大変で、苦労してきたことか。
それなのにコソコソ付き合うなんて絶対やだ。
というわけで、俺は花音と付き合ってることを部員達に隠すなんてことはしなかった。
ついでに例のマネージャー3人にも、『俺は花音と別れるつもりはないから、花音に余計な口出しはするな』と釘を刺しておいた。
それからというもの、俺と花音はすっかり公認のカップルとなり。
3年生最後の試合も無事に終わって、部活は引退となった。
「海司ー、おまたせ」
「おう、花音。帰るか」
気が付けば季節は夏になっていて。
いつの間にか夏至も過ぎてしまっていた。
去年はあんな衝撃的なことがあった夏至の日だったけど、今年は何も起こらなくて良かった。
もしまた入れ替わったりしたら、もう耐えられない。
つか、一生やだ。
「なぁ、花音。お前ってもう進路決めたのか?もうすぐ3者面談があるだろう?」
部活を引退すると、俺ら3年生はこれから一気に受験モードになるんだよな。
「1年の頃は、近くの短大か専門学校に行くって行ってなかったっけ?」
受かればどこでもいいみたいなことを、話していたような気がする。
「んー、それがね。実はやりたいことが見つかって」
「え、やりたいこと?」
そんなの初耳なんだけど。
そして花音を好きになって、3月の末にようやく花音を手に入れたこの9ヶ月間。
どれだけ大変で、苦労してきたことか。
それなのにコソコソ付き合うなんて絶対やだ。
というわけで、俺は花音と付き合ってることを部員達に隠すなんてことはしなかった。
ついでに例のマネージャー3人にも、『俺は花音と別れるつもりはないから、花音に余計な口出しはするな』と釘を刺しておいた。
それからというもの、俺と花音はすっかり公認のカップルとなり。
3年生最後の試合も無事に終わって、部活は引退となった。
「海司ー、おまたせ」
「おう、花音。帰るか」
気が付けば季節は夏になっていて。
いつの間にか夏至も過ぎてしまっていた。
去年はあんな衝撃的なことがあった夏至の日だったけど、今年は何も起こらなくて良かった。
もしまた入れ替わったりしたら、もう耐えられない。
つか、一生やだ。
「なぁ、花音。お前ってもう進路決めたのか?もうすぐ3者面談があるだろう?」
部活を引退すると、俺ら3年生はこれから一気に受験モードになるんだよな。
「1年の頃は、近くの短大か専門学校に行くって行ってなかったっけ?」
受かればどこでもいいみたいなことを、話していたような気がする。
「んー、それがね。実はやりたいことが見つかって」
「え、やりたいこと?」
そんなの初耳なんだけど。