Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記
あんぐりとは、こういう顔の事を言うのだろうか?
口を開けたまま、まぬけな顔しやがって。
「どうしたの?」
半分キレそうになりながら問いかけてみれば。
「今の何…?」
呆然とした顔で質問を返された。
「何って、何が?」
暑いんだからイライラさせんなよ。
「だからー、今のヘディング」
ん?
んん?
「すげーキメ球だったじゃん」
「!!!」
しまった!!
思わず反射的にボールを打ち返してしまった。
ふと周りを見渡すと、部員全員が俺を見ていた。
「マ、マネージャー。あんた一体何者?」
そう言って、副キャプテンの後藤が近付いて来た。
「なんでそんなことが出来るんだよ」
や、やべぇ。
「ぐ、偶然よ。
偶然おでこに当たったのが、跳ね返ってゴールに入っただけじゃない?」
「いやいや。あの身体の使い方は素人には出来ねぇって」
「ホントに偶然だってば!」
ここはもう知らねーフリしとくしかねーよな。
ふぅ。
無意識って恐ろしいな。
口を開けたまま、まぬけな顔しやがって。
「どうしたの?」
半分キレそうになりながら問いかけてみれば。
「今の何…?」
呆然とした顔で質問を返された。
「何って、何が?」
暑いんだからイライラさせんなよ。
「だからー、今のヘディング」
ん?
んん?
「すげーキメ球だったじゃん」
「!!!」
しまった!!
思わず反射的にボールを打ち返してしまった。
ふと周りを見渡すと、部員全員が俺を見ていた。
「マ、マネージャー。あんた一体何者?」
そう言って、副キャプテンの後藤が近付いて来た。
「なんでそんなことが出来るんだよ」
や、やべぇ。
「ぐ、偶然よ。
偶然おでこに当たったのが、跳ね返ってゴールに入っただけじゃない?」
「いやいや。あの身体の使い方は素人には出来ねぇって」
「ホントに偶然だってば!」
ここはもう知らねーフリしとくしかねーよな。
ふぅ。
無意識って恐ろしいな。