Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記
学校までの道を、花音と歩く。
街路樹が赤、黄、茶色と、すっかり秋色になっている。
花音と入れ替わってから、季節がひとつ変わってしまった。
「実はさ、昨日サッカー部の石川に交際申し込まれた」
「えぇっ?」
目を見開く花音。
「石川君が?うそー!信じられない」
だろうな。
俺だって、信じられない。
「断ったんだけど、良かったか?」
「えっ?あ、あぁー。
いいよ。
だってもし付き合うとしたって、石川君と海司が付き合う事になるんでしょ?」
「おい。変なこと想像させるなよ」
「だって、そうじゃん」
まじ、気持ち悪い。
男と交際とか。
「石川君が私を好きで申し込んでくれたんだったら嬉しいけど、彼が好きになったのは、綺麗になった海司なんだもの。
私には関係ないわ」
「まぁ…そうだな」
花音の言う通りだ。
街路樹が赤、黄、茶色と、すっかり秋色になっている。
花音と入れ替わってから、季節がひとつ変わってしまった。
「実はさ、昨日サッカー部の石川に交際申し込まれた」
「えぇっ?」
目を見開く花音。
「石川君が?うそー!信じられない」
だろうな。
俺だって、信じられない。
「断ったんだけど、良かったか?」
「えっ?あ、あぁー。
いいよ。
だってもし付き合うとしたって、石川君と海司が付き合う事になるんでしょ?」
「おい。変なこと想像させるなよ」
「だって、そうじゃん」
まじ、気持ち悪い。
男と交際とか。
「石川君が私を好きで申し込んでくれたんだったら嬉しいけど、彼が好きになったのは、綺麗になった海司なんだもの。
私には関係ないわ」
「まぁ…そうだな」
花音の言う通りだ。