Change!俺とアイツの怒涛の9ヶ月日記
次の日、私はずっと気が重かった。


昨日の海司のお母さんの表情が、ずっと脳裏に焼きついていた。


そして、妙な胸騒ぎがしていた。


放課後、走って自宅に帰ると、やっぱりそのイヤな予感は的中してしまった。


テーブルの上に置かれたメモ。


おばさんの見た目のように、すごく美しい文字。


そこに書かれていたのは…。



『しばらく実家に帰ります。


ごめんなさい』




どうしよう。




海司……。





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