flower・wing・light①
「あ、私寄り道するからここでね、バイバイまた明日ね」

「うん!また明日!」


私は公園に行く、すると田篠くんがいた。

「田篠くん・・・!」

「あ、稲本さん・・・」

「話って何?もしかしてあの事?」

「・・・あ、はい楓のことです」

「やっぱりですか・・・」

「薄々気づいてたんですね」

田篠くんは、少し笑ってこちらを見る

「あの・・・楓は好きな人はやっぱり」

「大丈夫ですよ?全然恋には興味無さそうですし・・・」

「・・・良かったぁー」

田篠くんは楓ちゃんが結構前から好きらしい時々私達は会っては楓ちゃんのことを聞かれる・・・

「田篠くんは告白はしないんですか?」

「こ、告白!?あはは・・・無理そうです・・・」

「頑張って下さいね?応援してますから」

「ありがとうございます。稲本さんは、好きな人・・・は?」

「ふふっ・・・いませんよ?」

「ですよね、」

「あ、もうすぐ楓ちゃん、誕生日ですよ?プレゼント用意してみてはどうですか?」

「そうしたいのはやまやまなんだけどね・・・」

「買うときは私を誘ってくださいね?楓ちゃんの好きなお店たくさん知ってますから」

「あ、ありがとうございます」

「あの・・・田篠くん・・・」

「はい?」

「私達・・・タメ口で良くないですか・・・?」

「ですね、じゃあ、今度からはタメ口で行きましょうか・・・」

「・・・ですね、ではあた明日学校で」

「あぁ、また明日な」

私は田篠くんの恋を応援してますからね
私の恋はまだだけどその時は応援してくださいね・・・
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