私の人生を決めてください
再会
京都からそろそろ3ヶ月。
相変わらず夜は眠れないが、家にも居たくはないが、
以前のように涙は出てこなくなった。
ベッドに寝転がっているとピコピコという音とともにスマホの画面が光った。
グループトークに送った画像に聖ちゃんから返答が届いたのだ。
毎日出かける事もできないためこうして時間をつぶす。
くだらないこともみんな反応してくれる。
「昨日動画さがしてずっと見ちゃったよ」
昨日送ったお笑い芸人の画像が気に入り検索していたことを聖ちゃんが報告してきた。
今は業務中。
棚の商品を整理しているわたしの横で聖ちゃんは入荷した商品の陳列を行っている。
「あれ最近はまってるんだよ。わたしもめっちゃ動画探した」
自分のお気に入りを共有してくれるのが嬉しい。
「あれ?聖。お前ここで働いてんの?」
雑談をしていると急に聞こえた聖ちゃんを呼ぶ声。
しまった。お客さんが近くにいるのに気付かなかった。
一気に自己嫌悪してみるが、そんな必要は今はなかったようだ。
聖ちゃんの友人らしい男性は聖ちゃんと楽しそうに話している。
談笑している二人から離れバックに下がろうとしたとき
「あ。花菜ちゃん、休憩行ける?」
ひかりちゃんに言われ、わたしは休憩室へ向かった。
相変わらず夜は眠れないが、家にも居たくはないが、
以前のように涙は出てこなくなった。
ベッドに寝転がっているとピコピコという音とともにスマホの画面が光った。
グループトークに送った画像に聖ちゃんから返答が届いたのだ。
毎日出かける事もできないためこうして時間をつぶす。
くだらないこともみんな反応してくれる。
「昨日動画さがしてずっと見ちゃったよ」
昨日送ったお笑い芸人の画像が気に入り検索していたことを聖ちゃんが報告してきた。
今は業務中。
棚の商品を整理しているわたしの横で聖ちゃんは入荷した商品の陳列を行っている。
「あれ最近はまってるんだよ。わたしもめっちゃ動画探した」
自分のお気に入りを共有してくれるのが嬉しい。
「あれ?聖。お前ここで働いてんの?」
雑談をしていると急に聞こえた聖ちゃんを呼ぶ声。
しまった。お客さんが近くにいるのに気付かなかった。
一気に自己嫌悪してみるが、そんな必要は今はなかったようだ。
聖ちゃんの友人らしい男性は聖ちゃんと楽しそうに話している。
談笑している二人から離れバックに下がろうとしたとき
「あ。花菜ちゃん、休憩行ける?」
ひかりちゃんに言われ、わたしは休憩室へ向かった。