あなたに恋して4年。





高校入試当日



少しドキドキ…



入試の隣の席の人はなかなかこない



大丈夫かな……


しいなは私の後ろ




「唯の隣大丈夫??あと少しで始…」





「すいません!!」

後ろのドアから大きな声がした





すらっとした高身に髪の毛が少し乱れて胸元のボタンが空いていて…



その男の人は私の隣の席に座った




「やっべ…消しゴム忘れた」




ウルウルした二重の目で私を見る
< 2 / 68 >

この作品をシェア

pagetop