あなたに恋して4年。
家に帰るとお父さんとお母さんが座っていた
「ただいま」
上に行こうとしたらお母さんに止められた
2人とも深刻そうな顔をしている
「なに?どうしたの?」
「お父さん…転勤になっちゃった」
転勤…
ちょうどいいや
都合がいい
だってもう合わなくていいんだもん
誰も私のこと知らない所で新しい生活ができるんだもん
「どこに?」
「東京…」
「いつ行くの?」
「来月からなの。大丈夫?」
「大丈夫だよ」
なんか逆にワクワクしてきた
早く来月にならないかな
そんなことばかり考えてた