あなたに恋して4年。



「ごめんね、唯先輩」


そういってゆたか君は電話を始めた



「旧校舎に来い。お前の大好きな奴がいるからな」



光希…

「こなくていいよ!光希!来ないで」




「残念ながらもう切れちゃった」



もう、やめてよ…

こんな姿見せたくない



「さようなら、唯先輩」



ゆたか君は旧校舎から出て行った


< 62 / 68 >

この作品をシェア

pagetop