あなたに恋して4年。
「まって…こないよね。だって学校だもん。」
「来たっつーの」
光希はなにも言わないでパーカーを被せてくれて縄をほどいてくれた
「ごめんな…全部俺のせいなんだ」
光希は写真に手をのばす
「みないで!!」
「ごめん…俺のせいだ。俺のせいで」
光希は床に頭をつけて泣いていた
「いいの…光希のせいじゃない」
「聞いてくれ。これを聞いたら俺のせいだと分かるから」
「私、ずっと光希の味方だよ」
「中学の時飛雄馬とは同中だったんだ。先輩の彼女だと思わなくてさ俺と同じ学年の子と遊び半分で付き合ってたんだよ。そしたら飛雄馬がいつか復讐してやるっていって唯に…調べ尽くしたんだろう…飛雄馬も」
「でも…飛雄馬先輩が全部悪いよ。光希のせいじゃない…」
私は制服を着てばらまかれた写真を片付けようとした
「本当ごめん…冬馬と同じことさせて」
「いいの…光希いったじゃん?好きじゃないやつとやっても意味ないって。冬馬とやっても俺はお前が好きだって。今も変わらないしょ?」
泣きたい気持ちでいっぱいだけど笑顔で光希をみた
「あぁ」
光希と私で写真を処理して旧校舎をでた