あなたに恋して4年。
少しおしゃれして
学校の誰も通らない階段に…
「まだ来てないよね!?よーし…」
階段を上ると…
「おっせーよ」
光希…
動揺してるのを隠すように…
「あの時の同じだね…」
「そうだな…」
シーン
「会いたかったよ、唯」
「私も…仕事で忙しかったけど休んで来ちゃった」
光希は優しく抱きしめてくれた
あの時と変わらない優しい抱きしめ方
でもあの時より大きくなっていた光希
香水も変わっていて…
でも…あの時と変わらない優しい優しい声は私を癒す
「好き」
「私も…好きだよ」
「やっと言えるな…」
深呼吸をして
「俺と付き合ってくれないかな?」
「うん…」
光希の服をぎゅぅっと握った
「結構遠回りしたな」
「うん…長かった」
「本当だよ」
後ろから見知らぬ声
振り向いて見るとそこには…
「隆…凛大…しいな」
みんなニコニコしていた
なにも変わらないみんなの笑顔
「どうして?」
「俺ら友達だろ?2人じめすんじゃねーよ!!」
「キース!キース!キース!」
しいながおちゃらけてコールをした
「ほら、俺らがみてやるから!誓いのきすを!」
「隆ー!!」
「唯…こっちみて?」
光希は優しい優しいキスをした