ロリータなお隣さん
家に帰りゆったりとパソコンに向かい仕事していた
頭の中はお隣の愛住さんのこと
高校生にも見えなくはないのだ。
顔なんて人形みたいだし身長も小さくて小柄
産婦人科、か
何歳なんだろうな。
そこでお隣さんについては終わり、いつもと変わらない仕事をしていた。
夕方になり、ありすを迎えに行く。
夕方はちょっと肌寒く、上着をひっかけて外にでた。
「おまえんち、なんでままいないのー?」
「おかしいよねー」
「なんでー?」
どうしておないどしの子はそう言うのだろう。
どこがおかしいのだろう
いまは「「かたおや」」って珍しくないし気にすることはない。
ぱぱはままでもあり、ぱぱでもあるから。
とか、ぱぱは教えてくれた。
私のぱぱはただしいし、私はそんなぱぱが「だいすき」なのである。
普段はずかしくてあまえるなんてできないけど。
「おい、きいてんのー!」
「しゃべれないのー?」
「、、、なに?」
そういえばなにも返事をしていなかった
「しゃべれないんじゃないじゃーん!」
「なんでありすちゃんままいないのー?」
「どうだっていいでしょ、かんけいないんだから。」
「っわー!ありすちゃんおこったー!」
おこっていない。
「かんけいないだってー!」
なにがおもしろいの?
「あーりすー」
「あ、ぱぱ。。。」
やっと私のヒーローがお迎えに来てくれた。
「またせてごめんなー!帰り、甘いものかってかえるかー!」
「ん、ケーキ。」
ぱぱは私が幼稚園のゆり組の子に
「なんでままいないの?」
とか聞かれた日には
なぜか甘いものを買ってくれる。
なんでわかるのかは知らない。
ぱぱに聞くと、
「ぱぱは魔法使いだからなー!」
っと、返された。
ぱぱは私のヒーローであり魔法使いらしい。
その日、私はミルクレープを買ってもらい、ちょっとだけ幼稚園で練習したスキップをした。
ゆうやけはきれい、だったけど、さびしいなあ。