同じ願いで
「…ゆう〜…っ……」
「ん⁇」
「ごめんなさい……っ」
「後でお仕置きはいっぱいするからね。」
そう言って私にキスをした。
涙も収まり、私がなんで別れようなんて言い出したのか問い詰められた。
天音と一緒にいたこと、嘘をつかれたこと。それが耐えきれなくなったことなど、全部伝えた。
天音と買い物に行ったのは、撮影だったらしい。
天音も顔は出してないけどモデルをしてるらしい。
ラブラブオーラ満載の買い物っていうお題だったらしい。
あの時、友達の家にいるって嘘ついたのは、今の状態で私が祐の家に行ったら誤解されると思ったから らしい。
「全部…私の勘違い⁇」
私は思わず素っ頓狂な声を出してしまった。
「いや、誤解を招く行動した俺が悪い。」
「でもっ…」
それでも、私が悪いよ。
そう言おうとしたけど、私はキスをされて口を塞がれた。
「もう、終わり。今からお仕置きね。」
そう言って、また寝室に向かった。
最初から最後まで祐はキスばっかしてくれた。
さっきとは違ってとても、幸せだった。
「何泣いてんの⁇」
「幸せだからっ…」
「これからもっと幸せにするから。」
そう言って祐は私にキスをした。