同じ願いで


それから亜子も来て、隣にはなぜか慎也もいた。




「なんで慎也も⁇」



「え"‼︎俺と萌音って友達じゃねぇの⁇」



あ、あぁ〜、そういうことですか。



「もちろん、友達だよ‼︎」



「あ〜、よかった。友達じゃねぇって言われたら俺、泣くよ。」




なんてふざけていう慎也。



「勝手に泣いとけ‼︎」



なんて笑いながら慎也の体をペチペチ叩く亜子。



ホント、ラブラブで何よりですね。




それから、やっぱりいつもの四人で屋上に出た。



「ん〜っ、この開放感好き〜♪」



そう言って気持ちよさそうに伸びをする亜子。



私と慎也も真似して伸びをして、3人で屋上に寝転がった。




「祐‼︎」




そう言って私の空いてる左側の地面をペチペチ叩いた。


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