同じ願いで
「私は、麗華。愛姉の妹であり、こいつの姉。」
そういいながら、杉ちゃんを指差す麗華さん。
「あ!三つ子の真ん中の…」
「そうそう♪」
それにしても、ケバいな…
元は美人なんだけど、目がちょっとパンダみたい…
でも、普通に可愛いからいいよね!
それからは、お母さんはずっと大輝を抱っこしていて、一輝はグルグルと色んな人に、抱っこされていた。
ーコンコン
扉をノックされ、入ってきたのは祐の両親とお姉さん親子だった。
私たちの家族と、祐の家族は仲が良く、祐のお姉さんの子供と咲華たちは仲が良かった。
「桜花ー!こっちきて!」
舞音が同い年でもある桜花(おうか)を呼んで、一緒に遊び始めた。
咲華は、桜花の弟で3歳の聖夜(せいや)と遊んでいた。
なんだかこの部屋、なんの集まりだかわかんなくなるくらい人がいる。
宴会みたいだな…
でもこうやって集まる機会は少ないから、たまにはいいよね。
広い部屋をとっといてよかった〜…