同じ願いで


怖いよぉ…




てか、急に何⁉︎



なんで私は潤くんに笑われてるんですか⁇



「…んだよ…」




若干キレながら祐が口を開いた。



あぁ、祐の声 まともに聞いたの久しぶりだよ…



それくらい、話してなかったんだよね。



なんか急に切なくなる。




「お前ら、誤解してねーでさっさと話せば⁇」




誤解⁇なにが⁇




私たちは誤解なんてしてない。



誤解してないのに、なにを解けっていうの⁇




「とりあえず、祐とお前。さっさどっか行け。」




どっか行けって…



なんで⁇



私は言っても話すことなんてない。



素直におめでとう なんで言えない。




「ついでに、慎也も。ホラ。」



慎也…⁇


あぁ、亜子に気持ち伝えるのかな。



てか、こんな事して亜子に誤解されるんじゃ…



「祐、早よ行け。行かねぇとこの後どうなるかわかってんだろーな⁇」




祐、行かなかったらどーなるの⁇



「行けばいんだろ。」



小さく舌打ちしながら、そういった祐。



「行くぞ。」



私にそっけなく言ってスタスタと歩き出した。




私も追いかけるようにして歩いた。



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