同じ願いで
✡第二章✡
happy life
信じられない…
信じられないよ、祐…
「ほんとに…⁇」
嬉しすぎて泣きそう…
っていうか、もう泣いてるのかな…
声震えてるし…
「好きだよ、萌音。」
もう一度、はっきりと聞こえた祐の"好き"って言葉。
「返事は⁇」
「私も…っ…好き…だよっ…」
嗚咽でうまく喋れないけどちゃんと言えた、"好き''って言葉。
こんなに嬉しくて
こんなに幸せな''好き''は初めて。
「うん。よくできました。」
そう言って私の頭の後ろに手を回してキスをした。
もう、私の顔は涙でぐちゃぐちゃ。
「萌音、可愛い顔が台無し。」
って、そう言いながら笑う祐が大好きだよっ