同じ願いで
プリクラを撮ったり服を見たり、たくさん遊んだ。
「亜子、はい。あーん。」
なんて言いながら、目の前で慎也と亜子はお互いのクレープを食べあいっこしている。
それを見た祐がいる⁇って聞いてきたので一口食べさせてもらった。
もちろん、亜子たちみたいにラブラブにはできなかったけど…
「おいしい~‼︎」
そう私が笑ったら、祐の顔が近づいてきた。
チュッ。
軽いリップ音を鳴らし、私の唇に触れるだけのキスをした。
「クリーム、ついてた。」
そんなこと言いながら、祐はまたクレープを食べ始めた。
私はいきなりのことに心臓がドキドキなりすぎて破裂しそうだった。
「萌音と祐、ラブラブすぎ。亜子、俺たちもキスしよっか。」
そんなことを平然という慎也に亜子は全力で拒否していた。
亜子って、たまーに傷つくとこ言ったりするんだよね…
がんばれ、慎也‼︎