恋愛恐怖症のふたり
ハァハァ
走る。学校を抜けて
校門をぬけて
ただただ走る。
伝えたい。私の気持ち。
信じたい!私の決意。
愛美「はぁはぁ。ふー。
ここだ。」
目の前には事前に
れっちゃんから聞いた情報による
海夜さんがいるという公園。
そこには
大学に行こうであろう
姿で公園のベンチに腰を掛けている
海夜さんがいた。
驚いた顔をする
海夜「ま、まなみちゃん!?
どしたの?そんな急いでー。
え!?学校は?なんかあったの?」