恋愛恐怖症のふたり




私の足は勝手に

ドアに走っていた。



逃げたい。



海夜「おぃ!待てよ!」

ガシャンッ



割れる皿の音。



愛美「やめて!触らないで!」

掴まれる腕



海夜「なんでだょ。俺はお前だけなのに

お前は他に誰がいるんだよ!!!!」


腕を振りきって走る。




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