恋愛恐怖症のふたり




立ち尽くすことしかできなかった



ぁあ。おれは馬鹿だなあ


なんで女なんて信じたんだよ。


あの嫌な過去が俺を襲う





急に吐き気がした。
ふらついて床に倒れる。


目の前には
プレゼントが転がっていた。



おれ、信じねえよ。もお





そう誓ったのは

中学生最後の3年生。




< 98 / 114 >

この作品をシェア

pagetop