俺様ヤンキーと秘密の隠し事。
私には深い深い過去がある。
思い出したくても思い出せない……


それは、私が5歳の頃の話らしい。
私はお母さんと、私と、幼なじみの男の子とそのこのお母さんと公園にいた。

お母さんは、そのこのお母さんと話をしていた。

それが不運への第一歩だった。
お母さんたちは、話に夢中で私たちを見ていなかった。

男の子「次は、ボール遊びしようぜ?」

『え?でも、ボールなんて、璃杏持ってないよ?』

男の子「じゃーん!昨日、母さんに買ってもらった新品!」

『わあ、凄い!じゃ、遊ぼ!』

男の子「おう!」

遊んでいたら、ボールが道路に転がって行ってしまった。

『あ!取りに行ってくるから、待ってて!』

男の子「おう!」

このとき、左右確認せずに道路に出てしまった。
だから、車が来てたのに気づかなかった。

キキー

私は車と正面衝突して、吹き飛んだらしい。
で、頭打って、記憶喪失になったらしい。

この話はお母さんに聞いたはなし。


男の子は毎日病院に来てくれていたらしい。

でも、幼なじみだとわからない私は追い返してしまった。

だから、今まで、嫌われてると思い、連絡、関わりを避けてきた。

それからはわからない。
その男の子がどうしてるのか。

でも、私のこと忘れて幸せになってくれてたら、いいな。
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