君と私の5年間。
平瀬とまだ続いとんかなぁー?とか言う好奇心からくる言葉もあれば

え、でも別れたんじゃなかったん?なんて言う勝手な噂をはじめる言葉もあって。

胸が、痛い。王子様とか、そんなのふざけに決まってる。

少し悲しくなりながらやっぱり寝る。本当は勉強なんてしたくないし。

いやまぁ受験勉強を自分からしたい人なんていないと思うけど。

本当は、奏人に今すぐ会いに行って、たくさん話したい。奏人とずっと一緒にいたい。

そんなことを考えてると授業終了の時間はすぐに来た。なんだか、心が重たい。

そしてやってきた清掃の時間も、いつもならやる気満々で(?)やるんだけど、ダルくてサボりがちにやってた。

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