君と私の5年間。

奏人は、最後の最後ですっっごいロマンチックな歌を突っ込んで来て、もう...もろニヤニヤしてました///

も、もちろん本人にバレないようにコッソリと、ですけど...。

4時間なんてあっという間にすぎて、お開きになった。

歩いて帰るという奏人の後ろ姿に、聞こえない小さな声でつぶやいた。

「...す き、だよ...。」

なんで、こんなに好きなんだろうね?

初めは普通に好きで、ひとめぼれだったんだ。

それから友達になって。同じ時間を過ごすようになって、ますます好きになっていって......。

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