走夜(第二回短編フェスティバル作品)
走夜
音も無く、眠りについた街並みは、日中とは全く違った容貌で暗闇に佇んでいた。

その中を、今夜も駆け抜ける。

上下黒のジャージを纏い、果てのない闇へと溶け込むように。
< 1 / 8 >

この作品をシェア

pagetop