you are my everything


それから私とあなたはあまり話す事はなく私のあなたへの想いは募っていくばかりだった。


気づけばもう7月。

7月といえば3年生の引退試合の時期。

女バスは先輩たちがピリピリしていて何と無く居心地の悪い日々が続いた。

でも練習の合間にみるあなたのバスケをしている姿が私にとって何よりも支えになった。

素直にあなたが頑張っているから私も頑張ろうって思えた。

あなたを見ているだけで元気になれた。

私は今までに見ているだけでそんなふうに思わせてくれる人に出逢ったことはなかったんだ。だからきっと私はあなたを好きになったんだと思う。
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