ドラマチック・ロマンス
「私のが好きだもん、絶対!!」




「イヤ、絶対俺!!」






そういや何処に何処に向かっているんだろう・・・





最近の学校での伊吹を見て、自分でもよく分からない感情になったりする。






「将太は、サッカー上手くやってる?」





「うん、かなり上手いよ、将太。斗真とエース争いするかもな・・・」




将太が・・・そうなんだ!




花くんも、相当上手いんだろうなぁ~





「俺は、コーチだから、部活のときはみんなのコーチだかは、斗真を特別に見たりしないよ。」





「そっか。」






部活の風景を見たくても見れないの伊吹は知ってるかな?




かっこいいんだ、伊吹ってば・・・・






だから、モテモテなんだ・・・・






「伊吹は、モテる。・・・・神崎先生と仲良いの?」





本当は、不安だった。




私の知らない伊吹がいるから、不安なんだよ・・・





伊吹は、車をゆっくり止める。




目的地に着いたのかな・・・見てみると、海が広くて暗い。




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