ドラマチック・ロマンス
11*)梅雨の季節のナミダ
穏やかな6月の午後。
俺は、サッカー部のコーチと、家族のサポートもあり、花屋の仕事を両立させることが出来ていた。
俺が、店に出れないときは、おやじとおふくろが主に店を見てくれているからだ。
コーチとして指導し始めて、段々と日々にも慣れてゆくのも、周りの人のおかげである。
「ありがとうございました〜」
天気予報は、午後から雨だとゆう予報なのにも関わらず、まだ雨は降る気配はない。
紫陽花を買ってくれたお客さまを送り出し、俺は空を見た。
今頃、花菜は頑張ってるかな?
困ったことはないかな?
とか、いつも頭の中は花菜しかいない。店の花たちを見ると、この中から“花菜”みたいな花を選ぶにはどれかな・・・とかしょうもないことをたまに考える。
スイートピーか? マリーゴールド? これからの季節には向日葵が良いな・・・・
いつの間にか、自分のことより花菜のことを気にかけているし、再会してから結構経つけど、俺は花菜に心ごと、支配されてるようなもので・・・
花菜も同じ気持ちだったら、本当に幸せなんだけどな・・・
「おやじ〜~、ちょっと配達行ってくるから!!」
店の奥で、作業をしていたおやじに声をかけると、遠くから“はいよ”と声が聞こえる。
俺は、配達する花を車に積み込むと車の鍵を手にした。
俺は、サッカー部のコーチと、家族のサポートもあり、花屋の仕事を両立させることが出来ていた。
俺が、店に出れないときは、おやじとおふくろが主に店を見てくれているからだ。
コーチとして指導し始めて、段々と日々にも慣れてゆくのも、周りの人のおかげである。
「ありがとうございました〜」
天気予報は、午後から雨だとゆう予報なのにも関わらず、まだ雨は降る気配はない。
紫陽花を買ってくれたお客さまを送り出し、俺は空を見た。
今頃、花菜は頑張ってるかな?
困ったことはないかな?
とか、いつも頭の中は花菜しかいない。店の花たちを見ると、この中から“花菜”みたいな花を選ぶにはどれかな・・・とかしょうもないことをたまに考える。
スイートピーか? マリーゴールド? これからの季節には向日葵が良いな・・・・
いつの間にか、自分のことより花菜のことを気にかけているし、再会してから結構経つけど、俺は花菜に心ごと、支配されてるようなもので・・・
花菜も同じ気持ちだったら、本当に幸せなんだけどな・・・
「おやじ〜~、ちょっと配達行ってくるから!!」
店の奥で、作業をしていたおやじに声をかけると、遠くから“はいよ”と声が聞こえる。
俺は、配達する花を車に積み込むと車の鍵を手にした。