ドラマチック・ロマンス

それからとゆうもの、花菜から何もアクションがなかった。


１週間が経った。



花菜に電話をしてみても、メールをしてみても、応答が全然無い。



花菜・・・




連絡がないのがこんなにも不安なことなんだと、俺はもどかしさを覚えていた。



１週間前の、花菜の泣き顔が頭から離れない。



それと同時に、花菜が近くにいないことが、こんなにも孤独に思えて、かなしいことなんだと、思い知らさせた。





そんな風に、花菜のことばかりを考えていた夕方・・・





花菜の救世主が現れた。





「花菜を泣かすなんて、良い根性してんじゃないの？」