ドラマチック・ロマンス
伊吹は、私を呼んだけど、私は顔を合わせられなかった。



伊吹・・・ふたりして、キスされて・・・何やってるんだろうね。



「これは事故だから！」伊吹は、言ってくれたけど、ちょっと心がついていけないよ。




伊吹・・・・傷つけると思うけど、ごめんね。





そうこうしていたけど、私は仕事に没頭した。その間に、仕事終わりに、美咲と会った。美咲はお腹に赤ちゃんがいるにも関わらず、私を心配してくれたのだ。



話しの流れを話すと、美咲のマシンガントークが始まる。




「それだけ、花菜が素敵になったってことじゃない？いつも、くよくよしてて、自信が無かった花菜が、イケメンにキスされて、恋について、良く考えてる。私には、今の花菜を、好きになるイケメンの気持ちが分かる。花菜、可愛くなったもん。」




「美咲・・・・ありがと。」




“スグにお礼を言うところも、花菜の良いところ”と美咲は、笑って言ってくれた。


美咲といると、明るい自分になれる。




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