ドラマチック・ロマンス
“山田は関係ないよ”と鈴は言うと、ちらっと俺を見て、気にしている様子。


そんな鈴に俺は、笑いかける。




確かに、俺は中1のころは花音が好きだった。



好きだったが、その「好き」でも色々な意味が存在することを知った。


色々な、葛藤があり、色々な感情に出会って、いくつもの笑顔を見せてくれたのが、鈴だ。



中学男子とゆうのは、心の移り変わりが早い。俺は、こんな自分で良かったと思えてくる。



鈴を好きになれたから。




鈴の笑顔が大好きだよ。









鈴の生意気な表情も、仕草も、癖になる。




俺の1番は、鈴!





「二人で、行こうな。夏祭り!」




「うん!」





手を繋いで、歩きたいな。












        


           将太Side(終)*。.º*
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