ドラマチック・ロマンス
次の日の月曜日。





月曜日は週のはじまり。





今日も生駒ちゃんは欠席だ。



耳が不自由な生駒花音さん。





「ちょっとは楽しいかな?」






「何、ぶつぶつ言ってるんですか?あ!手話ですかー!」




トーコ先生が私の手話の本を覗きこんだ。





「そうなんですよ〜、難しいなぁ。」





私は、手話の本を本屋さんで買った。




覚えの悪い私は、悪戦苦闘。



でも、徐々に楽しくなって来る。





トーコ先生も加わり、一緒に手話を練習していた。





「あれ?何やってんですかぁ?」




トーコ先生と『香鈴先生、おはようございます』と手話と声でやってみた。





「わぁ!二人とも上手いですね!じゃあ、これは分かりますかな〜?」



香鈴先生は、スラスラと手話を披露した。




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